ワルシャワではがっつりとアイラインを入れている人をよく見かける。
特にウクライナ人はかなり太めのラインで目じりをピンと跳ね上げるように書くのが好みのよう。
ウクライナ出身の友人・ダーシャによると「いかにもウクライナっぽいメイク」というのがあるらしく、アイラインの入れ方もその一つのようだ。
最近は自分もキャットラインを引くことが多いのだが、アイライナー選びがなかなか難しい。
若づくりをしてもなかなかカバーしきれないのがたるみ。とくに目元はたるみが出やすい。
若くパッツンパツンな肌なら、すっとラインが引けるのではないかと思うが
たるみがちな肌だと、ラインがガタガタになりやすいのである(涙)。
Rimmel 、L’oreal、Carticeなどの海外ブランドも試したが、今回はポーランドの会社の商品をレビュー。
●Eveline(エヴェライン)
Celebrities Eyeliner
レビューサイトで評価が高かったので購入。
リキッドアイライナーは筆先がしっかり潤っていないとラインがかすれる。
こちらはボトルに入った液を筆になじませて書くタイプで、かすれにくい。
ペンタイプに比べると筆が柔らかいので書く時にちょっとテクニックが必要。
気を抜くと、ラインが変な方向に行ってしまう。
そしてまつ毛に液がべったりついてしまうのも気になる。。。
機能的にはマル。落としやすいわりにパンダ目になりにくい。
総合的にはまあまあ気に入っている。
余談ではあるが、私はつい最近までこのブランドのことを「エヴェリーヌ」と呼んでいた。
●Pierre René(ピエール レネ)
HI-TECH Eyeliner
フランス風の名前だが、ポーランドの会社。
HI-TECH Eyeliner は独特の形状をしており持ちやすい。
筆先はフェルトペンのような材質。
筆の堅さ、長さも程よく、狙った位置にラインを引きやすい。
下まぶたに繊細なラインも引きやすい。
なのだが、買ったばかりなのにペン先が乾燥気味でラインがすっと引きにくい。
ただし、商品が悪いのではなく、商品管理が悪くてペン先が乾燥してしまったという可能性もかなりある。
●INGRID(イングリッド)
No Limits Beauty Eyeliner
Pierre Renéのものほどではないが、 こちらも筆先が乾燥気味。筆先の潤いが足りないので、ラインがすっと引きにくい。
アイライナーの液が揮発しやすいのか?筆の品質のせいなのか?店舗の商品管理の問題なのか?
●Bell Hypoallergenic(ベル ハイポアレルジェニク)
Liquid Eye Liner
ボトルに液が入っているタイプなので筆先が乾燥しにくそう、固めの筆なので書きやすそう、と思ったのだが、イマイチ。固めの筆は安定しやすいかと期待したがそうでもなく、ラインがきれいに引きにくい。そしてまつ毛に液がべったりつく。
結局、帯に短し襷に長し、という感じで
「これぞ!」というものはまだ見つかっていない。
Pierre Renéで全体的なラインを引き、目尻だけEvelineを使う、というやり方をしてみた。
これだと目じりまですっとしたラインを引くことができ、まつげにアイライナーの液がべったりつくこともない。
1本で済ませたいところなのだが。。。
アイライナー・ジプシーはいましばらくは続きそうだ。