キノコにも階層が?

Food/Culture

常設市場のHala mirowskaは私にとって「ポーランドに暮らしている」という実感をもっとも味わえる場所の一つ。
雑貨、衣料、医薬品など様々なものを売っているが、多くの人が目当てにするのは生鮮食品だろう。

季節によって店頭に並ぶものが変わる。春から夏にかけては果物が豊富で、足しげく通うことになる。たぶん5月から8月くらいはエンゲル係数が上がっている。

日本はまだ残暑が続く中、ポーランドでは8月の終わりごろにはすでに秋の気配が漂い始めていた。
9月は夏めいた日もあれば、どっぷり秋な日もあった。

Hala mirowskaに行く途中にあるこの店が、アイスクリーム屋からポンチュキ屋になると本格的に秋になったんだなぁと感じる。

秋はキノコの季節だ。
果物がだんだんと姿を消していくのと反比例するように、キノコがだんだんと勢力を増していく。
夏から出始めるのがKurka。日本語だとアンズ茸と訳されるようだ。
が、私は日本でアンズ茸なるものを食べたことがないのだが…

日本ではポルチーニとして知られているのがBorowik (Prawdziwek)。
お値段はちょっと高め。
今年は昨年に比べて、 Borowik が店先に並んでいる期間がやや長めな気がする。
昨年は「買おうかな、どうしようかな」
と思案しているうちに、いつのまにか姿を消してしまった気がするのだ

こういう風に「昨年との違い」を語ることができるというのは
ここに住んでいると実感できてなんかうれしい。
いつも思うのだが、好きな国に住む、ということは
些細なことがほんのり心をあたためてくれる。
小さなうれしさの積み重ねなのだ。

ちょっと話がそれたが、
リーズナブルなお値段で比較的長い期間、市場で見かけることができるのがPodgrzybek。
この名称で気になることが。
grzybekはキノコという意味で、Podは下を意味する。
ってことは「下々のキノコ」ってこと?その他大勢のキノコってこと??
キノコにも階層があるのか???

なにはともあれ、食べればうまい。
BorowikよりPodgrzybekの方が香りが強い。上品な味わいというより野性的な風味だ。

Podgrzybekで作ったZupa Grzybowa↓

Pierogi z kapustą i grzybami(キノコとザワークラウトのピエロギ)は通常は乾燥キノコを使うが、生のキノコを使ったらどうなんだろう? 
その場合は Podgrzybek ではなくBorowikの方が合いそうかな?
フレッシュ・キノコを使ったビゴスも作ってみたい。

そうだ、秋は食欲の季節でもある。

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