超リッチな富裕層と庶民の地味リッチ感覚

money・ 経済

このところ、ポーランドのメディアで盛んに取り上げられているニュースがある。
ポーランドでも有数の富豪一族の出身で、フィルム・プロデューサーとしても著名なPiotr Woźniak-Starakがマズーリ地方の湖でモーターボートに乗ってクルージングに出かけた後、行方不明となり、後日、死体で発見されたのだ。しかも事故発生時は27歳の女性がボートに同乗していたという。
彼の妻は人気キャスターのAgnieszka Woźniak-Starak。
実母のAnna Woźniak-Starakは元モデルで現在はワジェンキ公園で高級レストランを経営。
義父(Annaの再婚相手)のJerzy Starakは ポーランド最大の医薬品メーカー Polpharmaのほか、 Polfa 、 Herbapol などの会社を保有。
とまあ、本人のバックグラウンドがまるで映画のようなのである。

事件やこの一族について書かれた記事のいくつかのリンクを貼っておく。
ポーランド語の記事であるが、Google翻訳で訳している読むとよいだろう。
Piotr Woźniak-Starak. Who was Agnieszka Woźniak-Starak’s husband?
PIOTR WOŹNIAK-STARAK IS DEAD. THE TRAGIC FINALE OF THE SEARCH ON LAKE KISAJNO
Jerzy i Anna Starakowie. Kim jest jedna z najbogatszych rodzin w Polsce?

これらの記事で気になったのは、 Starak家は週刊誌Wprostが発表する「 ポーランドで最も裕福なファミリーランキング」で上位にランキングされているということ。
こちらの記事によると第3位。資産額は59億ズロチ=1652億円*
Here are the five richest families in Poland

大金持ちということは間違いないのだが、
日本の富裕層と比べてどうなんだろう?とふと思った。

そこで フォーブス誌の日本長者番付2019を見てみると、30位にランクされているゼンショーホールディングスの小川賢太郎氏の資産額が1670億円で一番近い。

つまりポーランド第3位のお金持ちは日本の30位と同じくらいの資産を保有しているということ。
すごい、
のかどうなんだか、ちょっと判断に迷うレベル。。。

しかし、3位ということはもっとお金持ちがいるのである。

「 ポーランドで最も裕福なファミリーランキング」で 第1位のKulczykファミリーの資産は157億ズロチ=4396億円*という。これは先に挙げた日本の番付で11位に匹敵。(コーセーの小林一族の4330億円)。
これはなんかすごい気がする。
GDPとか人口とか、二国の差を考えると結構な金額ではないか?
ポーランドのお金持ち、侮れない。

ちなみに、この 157億ズロチというのはGrażyna Kulczykと、2人の子供 DominikaとSebastian の資産を合わせた金額。 Grażyna Kulczykは、ポーランドで最も裕福&成功した女性として知られている。

一方、Warsaw Business Journalは、ポーランド人の多くは「月1万ズロチ(28万円)稼げれば、かなりリッチ」と思っているという調査を載せていた。

平均給与が月5000ズロチくらいなので、単身世帯で1万ズロチあれば、まあそれなりに余裕のある暮らしはできると思う。
しかし、富裕層のリッチぶりと比べると、つましい額である。
やはりここでも格差社会は広がっているのだろうか?
Eurostatのデータを見ると、他のEU諸国と比較して特に所得格差が大きいわけではないようだ。
体感的には所得格差は結構ある気がするのだが …

*1ズロチ28円で計算

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